REVIUNG46 ビルドガイド

ビルドガイド

キット付属部品

名前 備考
PCB 1 メインPCB
トッププレート(PCB) 1 スイッチ取り付け穴のあるPCB
ボトムプレート(アクリル) 1
ミドルプレート(アクリル) 1 ボトムプレート用
ダイオード(1N4148 SMD) 46
スイッチ用PCBソケット 47
LED(WS2812B) 10
タクトスイッチ 1 リセットボタン
ゴム足 6
M2ネジ 7mm 8
M2ナット 8
アクリルスペーサー 3 ※オプション部品のProMicroカバー用
M2ネジ 10mm 3 ※オプション部品のProMicroカバー用
M2ナット 3 ※オプション部品のProMicroカバー用
ワッシャー 2 ※GH60(Poker)互換ケース利用時に使用してください。ケース左右最端の2ヶ所用

 

キット以外に必要な部品

名前 備考
ProMicro 1 Type-B もしくは Type-C
コンスルー 4 (スプリングピンヘッダ12P)もしくはピンヘッダ
スタビライザー 2-5 レイアウトによって2〜5個必要になります。遊舎工房さんやTALP KEYBOARDさんで購入できます。
キースイッチ 46 MX互換。 遊舎工房さんやTALP KEYBOARDさんで購入できます。
キーキャップセット 1 1.5U R4キー(CTRL, ALTなど)が含まれるキーキャップセットをご利用ください。舎工房さんやTALP KEYBOARDさんで購入できます。
MicroUSBケーブル 1 キーボードとPC接続用

 

オプション(別売) ミドルアクリルプレート(トッププレート用)+ProMicro保護カバー

名前 備考
ミドルアクリルプレート+ ProMicroカバー 1 トッププレートとメインPCBの間に挟むアクリルプレート

 

組み立てに必要な道具

こちらを参照してください。

 

組み立て

おおまかな流れ

  1. トッププレートとProMicro取り付け基板を切り離します。
  2. ProMicro取り付け基板にProMicroを取り付け、メインPCBに取り付けます。
  3. リセットスイッチをはんだ付けします。【注1】
  4. ProMicroを取り付けてファームウエアを書き込みます。
  5. LEDを1個づつ動作確認しながらはんだ付けします。
  6. ダイオードをはんだ付けします。
  7. スイッチソケットをはんだ付けします。
  8. スタビライザーをメインPCBに取り付けます。
  9. トッププレートにスイッチをはめます。
  10. ボトムプレートを本体に取り付けます。
  11. キーキャップを取り付けて完成です。

GH60(Poker)互換ケースを使う場合は組み立て前に【GH60(Poker)互換ケースを使う場合】を読んでから組み立て始めてください。

 

PCB
PCB

 

PCB 完成イメージ・表
PCB 完成イメージ・表

 

PCB 完成イメージ・裏
PCB 完成イメージ・裏

 

ProMicroの取り付け

ProMicro取り付け用の基板をトッププレートから切り離します
トッププレート
トッププレート

 

トッププレート左上に付いているProMicro取り付け用の基板を折り取ります。
(手で折り取ります。固い場合はペンチなどを使ってPCBを傷つけないように折り取ってください。)

 

折り取ります
折り取ります

 

小さな不要部分はペンチを使って折り取ってください。

 

ペンチを使って小さな不要部分を折り取ります
小さな不要部分はペンチを使って折り取ります

 

やすりを使って折り取り部分を整えてください。

やすりを使って折り取り部分を整えます。
やすりを使って折り取り部分を整えます。

 

 

基板にProMicroを取り付けます。

ProMicroに刺す片方のコンスルーまたはピンヘッダから3本ピンを抜き取ります。
写真を参考に抜き取ってください。(6,7,8番用のピンを抜き取ります)

GH60(Poker)互換ケースを利用する際にこの位置にケースのネジ穴がある為、フラットにする必要があります。
GH60(Poker)互換ケースを利用しない場合はそのままでもかまいません。

 

6,7,8番用のピンを抜き取ります
6,7,8番用のピンを抜き取ります

 

コンスルーを利用する場合

ピンがクリップされている穴が近い方のピンをペンチでつまんで押し込みます。

ペンチでつまんで押し込みます
ペンチでつまんで押し込みます

 

ある程度ピンが押し込まれたら反対側から引き抜きます。

反対側から引き抜きます
反対側から引き抜きます

 

3本とも同じように引き抜きます
3本とも同じように引き抜きます

 

写真を参考に取り付け位置表裏に注意しながらコンスルーをProMicro にハンダ付けしてください。
(ProMicroの6,7,8番にはピンが無い状態になります)

 

ピンヘッダを利用する場合

短い方のピンをペンチで挟んで押し込みます。

ペンチでピンを押し込みます
ペンチでピンを押し込みます

 

ある程度ピン押し込んだら反対側から引き抜きます。

ピンを引き抜きます
ピンを引き抜きます

 

取り付け位置表裏に注意しながらピンヘッダをProMicro にハンダ付けしてください。
(ProMicroの6,7,8番にはピンが無い状態になります)
ProMicroから出ているピンはペンチで挟んで少しだけ押し込んでください。※ハンダ付けするので少しだけ飛び出てる状態にします。

ピンを押し込みます
ピンを押し込みます

 

ProMicro取り付け基板にProMicroを取り付けます

ProMicroがType-BかType-Cかで取り付ける上下が変わります
基板にプリントしてある「▲TYPE〜」マークと利用するProMicroのTypeに合わせて取り付けてください。

写真はType-Cの場合
写真はType-Cの場合

 

外側にコンスルーを差し込みます。
またはピンヘッダをハンダ付けします。

 

 

リセットスイッチのはんだ付け

次にPCBにリセットスイッチをはんだ付けします。
PCB裏面「RESET」と書いてある箇所にタクトスイッチをはんだ付けします。

【注意】Tofu60 Redux Aluminum case などリセット(DIP)スイッチ用の穴が無いケースを利用する場合はタクトスイッチを取り付けないでください。
ケース底面に干渉する可能性が高いです。

タクトスイッチを取り付けない場合は、リセットスイッチ用のスルーホール2つをピンセットなどでショート(短絡)させることでリセットできます。

 

 

PCB裏面「RESET」と記載された場所にタクトスイッチを差し込み、はんだ付けします。

 

 

 

 

PCB表面にProMicro取り付け基板を付け、USBケーブルでPCと接続し、ファームウエアを書き込む準備をします。

 

 

裏面
裏面

 

ProMicroにファームウエアを書き込みます

REMAP(remap-keys.app)を使ってファームウエアを書き込みます。

  1. ブラウザー(chrome)を起動し、REMAP 内のREVIUNG46 firmware ページを開きます。
  2. PCにProMicroを接続します。
  3. 先ほどはんだ付けしたRESETスイッチを押して書き込み準備状態にします。
  4. ページ内「reviung46_via.hex」にある「FLASH」をクリックしてファームウエアを書き込みます。

書き込みが完了したら、一度USBケーブルをPCから外しておきます。

 

LEDを動作確認しながらはんだ付けします

LED(WS2812B)をはんだ付けしていきます。

 

温調機能がついたはんだごてを利用して300℃〜320℃ぐらいの設定温度で作業します。
(温度が低すぎてもハンダが溶けるまで時間がかかってしまい作業が難しくなります)

 

最初にPCB表面の「RGB1」と記されたLED設置用パッドがあるのでここから順番にLEDを付けていきます。

 

 

LEDは「RGB1」~「RGB10」の順番で時計回りに付けていきます。

 

1.パッドにフラックスを塗ります。

2.次に4つあるパッドのうち1か所だけ予備はんだをします。
右利きの場合は右側のパッドに予備ハンダすると作業しやすいです)

 

4.PCB上のGNDマークとLEDのVSSが合うようにピンセットを使ってLED(WS2812B)を位置に合わせて置きます。
(PCB上のGND▲マークにLEDの△に欠けている位置が合うように置きます。)

WS2812Bデータシートから引用

 

 

5.ピンセットでLEDがずれないように押さえながら先ほどの予備ハンダにはんだコテ先をあててLEDを固定します。
PCB上のパッドを温めるようなイメージでコテ先を当て、2~3秒で作業します。

PCBを横から見てLEDの接点が浮いていないか確認します。
LEDの接点がピッタリPCBに乗って固定さていれば成功です。

LEDの位置が四隅のかど印(シルク/プリント)からずれてしまったり、うまく固定できていなかった場合はLEDが冷めるの待ってからリカバーします。

 

6.次に他のパッドとLEDをはんだ付けしていきます。
PCB上のパッドを温めるようなイメージでコテ先を当て、2~3秒で作業します。

 

パッド4箇所のはんだ付けが終わったら、フラックス洗浄液でフラックスを洗浄します。

「RGB1」のLEDのはんだ付けが終わったら、ProMicroとPCをUSBケーブルで接続してLEDが光るか確認します。

赤く光れば成功です。

光らなかった場合は、以下の可能性があります。

  1. はんだ付け不良
  2. 位置がずれてしまっている
  3. LEDが破損している
  4. ファームウエアの書き込み忘れ

リカバーする時は必ずPCからUSBを外してから作業します。

はんだ付け不良の場合は目視ではわかりにくい場合があります。
試しにLEDとパッドに付いているはんだを温めなおしてみてください。
光らないLEDの4箇所のはんだに再度フラックスを塗ってから、1箇所につき2秒程度はんだこてをあてて、はんだを溶かしなおす感じで作業します。
1箇所作業したらLEDが冷めるのを待ち、次のパッドのはんだを同じように温めなおします。

最後にフラックスをしっかりと洗浄してください。

LEDの位置がずれている場合や、浮いている場合は慌てずはんだ付けをリカバーしてください。
もう一度フラックスを塗り、はんだこてをあてすぎないよう1~2秒で作業します。

LEDが破損してしまった場合は、はんだ吸い取り線ではんだを吸い取り、320°ぐらいに設定したはんだこてでLEDを側面から温めながらピンセットなどで慎重にはがします。
この時、LEDを上方向に強く引っ張るとパッドが剥がれてしまう可能性があります。
はんだごてとピンセットやリードペンチ等でLEDを横にスライドさせるか、PCBを傷つけないようLEDを慎重に破壊してPCBから取り除きます。

 

「RGB1」のLEDが付いたら次は「RGB2」のLEDを作業して点灯するか確認し、「RGB10」まで数字の順に作業していきます。

はんだ付け作業は必ずUSBを外して作業してください。ショートする恐れがあります。

 

全てのRGB LEDが光ることを確認します。

 

 

 

 

ダイオードをはんだ付けします

スイッチ取り付け位置の上部にダイオード取り付け位置があるので46箇所はんだ付けしていきます。

ダイオードは取り付ける向きが決まっています。
ダイオードの向きはチップ部品の「|」印が、PCB上のダイオードマーク「▹|」の「|」側を向くように取り付けます。

取り付ける向きに注意しながらはんだ付けしていきます。
はんだこての温度は320°ぐらいで作業します。
はんだの量は少量で十分です。

 

 

 

 

1.最初にパッド(両方)にフラックスを塗ります。

2.次に片方のパッドに予備ハンダを付けます。

 

 

3.ピンセットを使ってダイオードを位置に合わせて置きます。

ピンセットでダイオードがずれないように押さえながら先ほどの予備ハンダにはんだこてをあててダイオードを固定します。
PCBを横から見てダイオードが浮いていないか確認します。

 

4.次に反対側をはんだ付けします。

 

 

 

はんだ付けが終わったら、フラックス洗浄液でフラックスを除去します。

 

 

スイッチソケットをはんだ付けします

ソケットをはんだ付けする前にレイアウトを決めます。
上図の各色ごとに対応したレイアウトを選ぶことができます。

ソケットをハンダ付けした後、レイアウトの変更が出来なくなる箇所があります。

  • 上図ブルーの箇所:1U+1.25Uの組み合わせを選んだ場合、その後2.25Uのスタビライザーを取り付けることが出来なくなります。
  • 上図オレンジの箇所:1U+1.75Uの組み合わせを選んだ場合、その後2.75Uのスタビライザーを取り付けるこが出来なくなります。
  • 上図イエローの箇所:1.25U+2.75U+2.25Uの組み合わせを選んだ場合、その後6.25Uのスタビライザーを取り付けることが出来なくなります。

 

上図ブルーの箇所
1U+1.25Uの組み合わせ
1U+1.25Uの組み合わせ
2.25Uの場合
2.25Uの場合

 

上図オレンジの箇所
1U+1.75Uの組み合わせ
1U+1.75Uの組み合わせ

 

2.75Uの場合
2.75Uの場合

 

上図イエローの箇所

※2.75U+2.25U+1.25Uの組み合わせの場合、写真では付いていませんが、左ALT・1.25Uのソケット(写真では右下)も付けます。

2.75U+2.25U+1.25Uの場合
2.75U+2.25U+1.25Uの場合

 

6.25Uの場合
6.25Uの場合

 

上図グリーンの箇所

Caps Lock のソケットは2ヶ所はんだ付けします。
(キーキャップの種類によりスイッチの取り付け位置を選択できます)

 

 

 

キーレイアウトを決めた後、スイッチ接続用のソケット43~47個をハンダ付けしていきます。

 

1.パッドにフラックスを塗りソケットをはめ込みます。
※ソケットにも取り付け方向があります。反対に付けてしまうとスイッチの中央の穴を塞いでしまうので向きに注意してはめ込んでください。

2.片側の端子からはんだ付けしていきます。

途中で「糸はんだ」からピンセットに持ち替えるので手元にピンセットを準備しておきます。

ソケットの端子とパッドの端にこてさきを置き2~3秒温めます。
次に端子の内側から「糸はんだ」をこてさき付近にあて、はんだを適量(少量)溶かします。

パッド面にはんだが浸透したら「糸はんだ」を離し(はんだこてはあてたまま)、ピンセットに持ち替えてソケットが浮かないようにピンセットで押さえながらはんだこてを離します。

はんだの量はパッド(PCB側)の四隅にはんだが浸透するぐらいの少量です。
はんだをたくさん盛る必要はありません。

3.ソケットが浮いていないか確認してから、反対側の端子をはんだ付けします。

4.はんだ付けが終わったら、フラックス洗浄液でフラックスを洗浄します。

 

キーボードを組み立てます

メインPCBと各部品を取り付けます。

 

スタビライザーをメインPCBに取り付けます。

キーレイアウトに合わせてPCB表面にスタビライザーを取り付けます。
写真を参考にスタビライザーのシャフトが上になるよう取り付けます。

取り付け後、横と裏から見てスタビライザーの爪がしっかりはまっているか確認してください。
※爪がしっかりはまってないとトッププレートにピッタリ収まりません。

PCB 完成イメージ・表

 

ボトム側の組み立て

メインPCB裏面にミドルアクリルプレート(ボトム)を載せます。

 

その上にボトムプレートをのせ、ボトムプレート側からM2ネジ 7mmを差し込み、M2六角ナットで締めます。

NOTE
※ネジを強く締めすぎるとアクリルパーツに亀裂が入る可能性があります。適度に締めてください。
※アクリルパーツには保護シートが貼ってあります。保護シートをはがしてから組付けて下さい。

6ヶ所にゴム足を付けます。

 

トップ側の組み立て

 

オプション(別売) ミドルアクリルプレート(トッププレート用)+ProMicro保護カバー

オプション(別売) ミドルアクリルプレート(トッププレート用)+ProMicro保護カバーを利用する場合は
ミドルプレートをメインPCBにのせます。

M2六角ナットの向きをアクリルプレートの6角穴の向きに合わせて回転させます。

トッププレートに保護カバーを取り付けます。

トッププレート上部にある保護カバー用のネジ穴3ヶ所にスペーサーを置きます。

保護カバーをネジ穴とスペーサーの位置を合わせて置き、10mmネジを刺しこみ、ナットで固定します。
M2六角ナットの向きをアクリルプレートの6角穴の向きに合わせて回転させます。

トッププレートにスイッチを付けます

トッププレートにスイッチを4〜5個取り付けます。

 

メインPCBにトッププレートをのせてスイッチの端子を慎重に差し込みます。

残りのソケットにスイッチを差し込みます。
スイッチの端子が曲がらないように注意してください。
スイッチを差し込む時にトッププレートが沈んでしまった場合は指かピンセット、ペンチ等を使って引っ張り上げてください。

※スイッチを取り付ける時の力のかけ具合によっては ”ProMicro取り付け用の基板” のコンスルーが浮いてしまう場合があります。
その場合、接触不良を起こして反応しないキーが発生する可能性があります。
コンスルーが浮いてしまった時はコンスルーを差し込みなおしてください。

 

 

キーキャップを取り付けて完成です。

最後にキーキャップを取り付けて完成です。
お好みのキーキャップを取り付けてください。

 

 

GH60(Poker)互換ケースを使う場合

GH60(Poker)互換ケースを使う場合、以下を参考にしてください。

USBソケットすぐ下のネジ穴がProMicroのピン位置にあるので念のためショート(短絡)防止処理をします。
マスキングテープやタックシールを貼ってください。

 

プラスチックケースを使う場合

ラスチックケースを使う場合、ケース下部にある2本のレールがスイッチソケットと干渉します。
スペーサー代わりにミドルアクリルプレート(ボトム)を入れてメインPCBを取り付けてください。

TALPKEYBOARD  GH60互換 60%キーボード用プラスチックケース

遊舎工房  60% プラスチックケース

スペーサーの高さのぶん(2mm)USBソケットがケース穴の上ギリギリに移動します。
この状態でも利用できますが、USBケーブルによっては干渉するものもあるようです。

調整前(同じ高さのコンスルー)
調整前(同じ高さのコンスルー)

ProMicro取り付け用の基板の外側のコンスルーをProMicro側のコンスルーより背の低いものを使うことで調整することができます。
※ミドルアクリルプレートのUSBコネクタの左右部分を下の画像の赤いラインの内側を0.5〜1mm程度やすりで削るか、カットして調整してください。
(2024.10.11 追記)

赤いラインをカットします。

コンスルーの高さは、2mm, 2.5mm, 3.5mm のものが販売されています。

遊舎工房 コンスルー / 2mm / 2.5mm

TALPKEYBOARD コンスルー / 2.5mm / 3.5mm

※ProMicro側のコンスルーはハンダ付けしてしまうので基板の外側のコンスルーを変更して調整してください。
※他の種類のケースを使う場合は4つのコンスルーの高さは全て同じものを利用してください。

 

Tofu60 Redux Aluminum case などリセット(DIP)スイッチ用の穴が無いケースを利用する場合

【注意】Tofu60 Redux Aluminum case などリセット(DIP)スイッチ用の穴が無いケースを利用する場合はタクトスイッチを取り付けないでください。
ケース底面に干渉する可能性が高いです。

タクトスイッチを取り付けない場合は、リセットスイッチ用のスルーホール2つをピンセットなどでショート(短絡)させることでリセットできます。

 

その他のGH60(Poker)互換ケース

全てのGH60(Poker)互換ケースで検証したわけでは無いです。
何かしらの加工や調整が必要なケースがあるかもしれません。
ご了承ください。

以下の2つケースでは加工・調整すること無く組むことが可能でした。

製造元不明 木製GH60互換ケース
製造元不明 木製GH60互換ケース

 

KBDFans 5° 60% Aluminum Mechanical Keyboard Case
KBDFans 5° 60% Aluminum Mechanical Keyboard Case

 

※GH60(Poker)互換ケースによっては、USBケーブルの抜き差しやキーキャップの付け替え、スイッチの抜き差しでPCBに上下方向の力が加わった時、”ProMicro取り付け用の基板” のコンスルーが浮いてしまう場合があります。(接触不良を起こして反応しないキーが発生する可能性があります。)
その時はコンスルーを差し込みなおしてください。

また、予防策としてProMicro取り付け用基板の外側のコンスルーをピンヘッダに変更してハンダ付けすることで回避できます。

 

ケース付属のネジ(頭)が大きく、スイッチと干渉する場合があります。

その場合は、別途 M2 4〜5mm ネジをご用意ください。

遊舎工房 なべ小ねじ M2